冷え性に効果的なしょうがは実は食べ方によって効果が変わる?
2014/11/29
【今回のお悩みカテゴリ】
「冷え性」・「寒がり」・「寝つきの悪さ」・「しょうがの効果」
こんにちは!トレンビュー管理人です♪
今回は
「生姜(しょうが)の冷え性対策効果」
についての知識記事になります。
すりおろしたしょうがをお茶やスープに入れて飲むと体が温まる!
というのは一般常識のようなものになっていますよね。
実はこれは間違っていて
すりおろしたしょうがは逆に体を冷やす原因となってしまうのです。
確かに生姜には体を温めてくれる効果があります。
ですが正しい食べ方(飲み方)をしないと全く意味がないのです。
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生のしょうがはNG?食べ方によって効果は変わる
今回注目するしょうがに含まれる重要な成分、それが
「ジンゲロール」と「ショウガオール」
の2つの成分になります。
Qジンゲロールの効果は?
→殺菌作用、免疫を高める効果を持つ。しかし発汗作用が強く、体から熱を奪う力(解熱作用)がある。
→体を温める効果には全く向いていないどころか逆に体を冷やしてしまう。ただし風邪のひき始めに非常に有効な成分。
Qショウガオールの効果は?
→体内の脂肪・糖質を燃焼させて体を温める効果。消化吸収能力を高める効果や抗酸化効果もある。
→CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質を胃腸で生産し、心臓から送られる血液の量を増やし腹部の血行を高めるため、体の芯から温めてくれる成分。寝る前に摂ると、足先までポーっと温かさを実感でき寝つきも良くなる。
上記の通り、2つの成分は全く違った効果を持っています。
下の「ショウガオール」という成分がまさに
冷え性に効くド直球な温めポカポカ成分になります。
実はこの2つの成分、食べ方によってどちらが多く含まれるかが変わってくるのです。
注意1:体を温めるなら「蒸して加熱したしょうが」
蒸して加熱したしょうがには、温め成分であるショウガオールが非常に多くなります。
その含有量はなんと
生しょうがの約35倍(100gあたりの数値)
体の芯から温まってくるのを実感できるはずです。
ただし蒸したしょうがは食べづらい、面倒くさい、といった方も多いです。
そのような場合は、蒸したしょうがを使った冷え性専用サプリがあるのでそちらを使用するのもいいかと思います。
注意2:冷え性に「生のしょうが・乾燥しょうが」はNG
生のしょうが、乾燥しょうがには
体から熱を奪い体温を下げるジンゲロールが非常に多く含まれます。
そのため、冷え性の方や体を温めたいときにすりおろした生しょうがなどを食べるのは逆効果になります。
スープなどに生のすりおろししょうがを入れて飲むとお腹がポカポカ温かくなるのは、スープの熱で一時的に温められているだけです。
ただし風邪のときなどは非常に効果的なので、そのような場合は積極的に取り入れましょう。
今回の「しょうがの冷え性対策効果の秘密」いかがでしたでしょうか?
・冷え性・体を温める目的なら蒸して加熱したしょうが。
・高熱や風邪のときなどは生のしょうが。
この2つを覚えておくだけできっと役立つ時がくると思います♪
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